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検査前の下剤について

大腸カメラ検査では、大腸の中を直接観察するため、便や食べ物が残っていない綺麗な状態にする必要があります。そのため、検査の前日、当時に下剤を服用する必要があるのですが、この準備段階において、便秘がある人とない人で異なるためご説明いたします。

便秘がない人の場合

検査前日の夜に刺激性の下剤を1〜2種類を服用します。次に検査当日は、予約時間に併せて設定された下剤の服用時刻にあらかじめ決められた量の下剤を服用していただきます。この際にかかる時間は2〜3時間程になります。

便秘がある人の場合

便秘

便秘の状況に応じて、検査の数日前から事前に処方した下剤を服用し、検査時に便が残りにくく調整します。また、便秘の状況によっては、通常は検査前日のみに行う食事の調整を検査の数日前から行って頂くことがあります。それ以外の下準備は、便秘がない人の場合と基本的には同じです。

検査前の下剤の服用場所について

当クリニックで大腸カメラ検査を受ける場合、検査当日の下剤の服用場所は、ご自宅かクリニックかを選択頂けます。オススメはご自宅での服用です。大腸カメラ検査を受けるほとんどの方がご自宅での服用を選ばれます。

ご自宅で服用する場合

下剤内服大腸内の便は、服用後約2〜3時間後に完全に排出されるため、事前に検査の予約時間から逆算して服用開始時間をお伝えいたします。ご自宅での服用は、ご自身の慣れた環境でリラックスして取り組むことが可能です。そのため多くの患者様がご自宅での服用をご希望されます。また、ご来院からご帰宅までの目安は約2~2.5時間と短く済み、服用の途中で飲み方や排便状況に関してご不明な点があれば、スタッフがお電話で状況を確認しながら対応が可能ですので、ご安心してご利用いただけます。


当クリニックで服用する場合

院内下剤

当クリニックには、トイレ付きの前処置室が2室あるため、ご希望の場合は院内で下剤の服用も可能ですが、完全予約制となります。また、院内での下剤服用を希望される場合は、検査予約時間の約4時間30分前にご来院頂き、下剤を服用して頂きます。下剤の服用終了後は、検査開始時間まで院内でゆっくりくつろいで頂けます。ご来院からご帰宅までの目安は約6~6.5時間となります。

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